お客様によりよい買物体験を企画提案
- 2022.12.20|
- 販売企画
荻野屋はサービスエリアやドライブインの運営を行っています。サービスエリアやドライブインには、地域の特産品やお土産品を扱っている売店が存在します。荻野屋にとって、峠の釜めしが売上の大きな部分を占めますが、売店で販売している商品も非常に大きな売上となります。販売部は売店で販売をしている商品の改廃、売店全体の空間作り、新商品の開発を主な業務としております。店内売店では約1,200種類の商品を扱っており、ほとんどが一般の小売店には流通しない商品となります。サービスエリアやドライブインを利用されるお客様の多くは、観光客であるため、地域性の強い商品や有名な商品がよく売れます。お客様の嗜好は常に変化し、商品の販売数に反映されるため、常に商品の販売動向を観察し、売れない商品を廃止して売れると見込まれる商品を導入する必要があります。商品はただ販売場所に陳列しておくだけでは、十分に販売数を伸ばすことができません。お客様が来店されてから購買意欲が高まるように、店内のディスプレイ、商品の陳列方法、陳列什器のディスプレイ、効果のあるPOP等を販売部は総合的に管理します。つまり売店全体の空間作りを行っています。
商品は基本的に他企業が製造をした商品を荻野屋が仕入れて販売を行いますが、荻野屋でも他社と協力して、積極的に商品開発を行っています。荻野屋が他社と共同で商品開発を行うことにより、「荻野屋でしか購入できない商品」が誕生し、その商品を販売することでお客様の購買意欲がより高まります。
販売部は非常にクリエイティブな仕事です。同じ商品でも陳列場所を変更したり、POPを追加することで販売数が極端に変化するため、自分達で正解を導き出さなければなりません。販売方法に関するマニュアルやテキストは世の中に溢れていますが、それらはあくまでも一般論であり、実際の販売とは大きく異なることがあります。重要なことは、一般論を大切にしながらもすべて正しいと捉えず、一般論をベースとして実際に自分が感じること、気付いたことを一つずつ実行して、検証をしなければなりません。
「理想の売場」を完成させるために、経験と実践を繰り返し、最適解を見つけ出すこと、それが販売部の仕事です。