萩野屋 採用情報
募集要項・エントリー

お客様に楽しい体験をして頂けるよう厳選した食材や商品の仕入れを行う

  • 2022.12.16|
  • 仕入

〇仕入部門とは何か?
仕入部門とは、外部からモノを買い付けて、社内に適切に使用されるように仕入れたモノを管理する部門のことです。
荻野屋では、モノを仕入れて、それを加工し製造や調理することで商品化を行う場合と単に商品を仕入れて販売する場合の2パターンがあります。前者の場合、メニュー・弁当類に使用される食材・包材類の数量などロット数と価格を事前に交渉して、受注に合わせて生産出来るよう納期を合わせていきます。後者のお土産品などを取り扱う「販売」の場合は、品切れが発生しないよう現場と連携を行い、販売計画に従い商品を仕入れます。両者において重要なことは、常に欠品が起きないようにすることであり、仕入先とのコミュニケーションを通じて信頼関係を構築していくことが重要です。
〇仕入部門のお仕事
会社が扱う「物」の種類、つまり品目は2千~3千点あります。毎日消費するものだけを挙げても、レストランなどで使用している肉・魚・野菜などの食材、お店で販売しているお土産品のお菓子・お漬物・キーホルダーなどなど。また、コーヒーを入れるための紙コップやマドラー、買い物をした時のビニール袋、お皿を洗う洗剤も必要です。こういった「物」のチェックと仕入れ・調達業務を仕入部門でおこないます。
また調達した品物の在庫管理もおこないます。仕入れと在庫に関わる予算管理まで範囲に入り、幅広い視野がもとめられています。しかも、細部にまで目が行き届く柔軟性も兼ね備えているのが望ましいです。良いものを見分ける目の確かさや、コストを最小限に抑える意識も、仕入れの仕事には必要不可欠です。
具体的には、お取引先様への注文、納品されるまでの生産や輸送にかかる時間の確認、品物の受け入れ、品質の確認、各店舗への発送対応、伝票処理、請求書の照合・確認処理、売上の確認や在庫数量の把握、在庫管理状況の確認、お取引先様との打合せ・交渉などです。

〇仕入部門のやりがい
会社では、「仕入費」が最大のコストの一つといわれています。その「仕入費」を一手に引き受けているのが仕入部門だから、責任が重いのは当たり前です。と同時に、重責に伴う面白さ・やりがいも十分に感じられます。
毎日、さまざまな「物」と接していると、見る目が養われます。食材ひとつ取っても、どの仕入先の品質が良い、あるいは安いと見抜けます。より良いものを、より安く購入するのが務めでもあるから、流通の仕組みもわかってきます。そのためにも、ときには食材の産地や加工品の工場などへ出向き、自分で品質を確かめるようなことや、仕入先との交流のなかから取り扱う品に対する環境や仕組みの知識を取り入れていくこともあります。社内では決して目立つポジションではありませんが、会社の屋台骨をしっかり支えているという実感がわいてきます。

〇仕入部門の重要性
今まで荻野屋では、各店舗や部署が「物」を別々に注文していました。そのため、担当者の裁量で品質・価格・量にバラつきが起きるという問題が発生していました。店舗ごとに同じ品物を仕入れているにもかかわらず、価格の高い店舗と低い店舗があることも珍しくはありませんでした。また、各店舗で突然の受注にも対応出来るようにしていたために、在庫を大量に抱える必要もありました。
そこで、全体として管理することで費用の低減や品質を安定させることを目的に、昨年度より仕入部が主体となって仕入る仕組みに変更いたしました。だから、たとえネギ1本でも、何かを仕入れる際は必ず仕入部が間に入り、交渉するシステムになっています。

近年は特に台風や地震、新型コロナウイルスなど様々な外部環境により会社の売上が大きく落ち込むことが決して珍しくありません。在庫の管理や管理仕入のための取引をおこなう力が弱いためのコスト上昇は、好調な状況では売上高の伸びによって見過ごされがちでが、売上が伸び悩んでいる状況では、そうはいっていられません。
このような状況ではコスト削減による利益の確保が必要になりますので、仕入部門の重要性がより一層深まっていると考えられます。

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